descjop で遊ぼう day 3 : 環境構築をしよう
今日から、はじめてのデスクトップアプリを作っていきましょう。
といっても、特定のアプリケーションを作るわけではなく、環境構築とインストールから、デフォルトアプリケーションの起動までを行っていきます。
まずは環境構築です。

JDKのインストール
Clojureは、JavaVM上で動作するプログラミング言語です。
Clojureのエコシステム上で構成されているdescjopも同様にJDK(Java SE Development Kit)という開発者向けの環境をダウンロードしてインストールする必要があります。
なんらかのツールでJDKが必要になっていることもあるでしょうから、ひょっとしたらもうインストール済みかもしれません。
下記のサイトでダウンロードすることが出来ます。
既にJDKがインストール済みな方は、ターミナルやプロンプトにて、下記のコマンドを打ってみてください。
$ java -version
そして下記のように出れば大丈夫です。細かな部分は機種やバージョンによって異なります。
java version "1.8.0_40"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_40-b25)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.40-b25, mixed mode)
ちなみに、java versionが1.7よりも下だった場合は、1.7か1.8にアップグレードしてください。

leiningenインストール
続いてClojureのビルド環境であるleiningenをインストールします。
leiningenはなんと呼ぶのでしょうか。英語の講演などを見る感じ「ライニンゲン」と読むようです。
leiningenは、Clojureのビルドツールです。
ただ、単なるビルドツールというだけでなく、様々な統合的なツールとして使われており、ビルド、テスト、REPL、構文チェック、デプロイなど多種多様なプラグインが存在しています。
もしOSXを使っているなら(この連載は、主にOSX向けに書いていきます。Windows版についても出来る限り触れようとはおもいます)下記のコマンドを入力するだけで、インストールは完了します。
$ brew install leiningen
もしbrewを導入していない場合は、他の方法でインストールすることになります。詳しくは、leiningenのサイトを参照してください。
また、Windowsなら、こういうものがあるようです。
さて、無事brewなどを使い、leiningenのインストールが完了したら、下記のコマンドを打ってみましょう。
$ lein version
するとこのように画面に出ると思います
Leiningen 2.5.2 on Java 1.8.0_40 Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM
つまり、leiningen 2.5.2がインストールされたことがわかります。

Node.jsの準備
descjopは、Clojureだけでなく、Node.jsの環境も必要とします。
なので、Node.jsの環境が入っていない場合はインストールしましょう。
下記のように、brewを使って、Node.jsをインストールします。
$ brew install node
すると、Node.jsがインストールされます。
バージョン確認のために下記コマンドを打ってみましょう。
$ node --version
するとインストールされたNode.jsのバージョンが表示されるはずです。
もし他のインストール方法が必要であれば、下記のNode.jsのサイトを参照してください。
以上で、環境構築は終了です。
Colophon
- 編集長
- Greative GK. 原一浩 ( kara_d )
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